イギリスで子育てをしていると、よく耳にするのが「Teething(ティージング)」という言葉です。
乳歯が生えることを意味し、歯が生える際の痛みによって「赤ちゃんがあまり寝ない…」など、親子共々大変な時期を過ごすことになります。

日本では、赤ちゃんの歯が生える時期に対して、痛みやそれに伴う問題やトラブルなど、あまり耳にしませんよね。
一方、イギリスでは、乳歯が生え揃う前の赤ちゃんがいる家庭には常備薬といっても過言ではない、「Teething(ティージング)」による痛みを緩和させるクリームが市販されています。

写真にある青い色のチューブ型の塗り薬ですが、歯が生えかけてきている歯茎部分に塗ります。
塗り薬自体は、少し甘い香りのする透明色のジェルのような塗り薬で、使いやすくて便利です。

生後3ヶ月から使用できると記載があり、痛みの緩和作用が期待できます。
同じ人間の赤ちゃんであり、もちろん個人差はあるものの、乳歯の生え方や時期も同じであるにも関わらず、このように日本とイギリスでは、乳歯が生える際の痛みに関する捉え方が大きく異なることに驚かされますよね!


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