スペイン本土の東に位置するメノルカ島は、実はマヨネーズの発祥の地といわれています。現在のマヨネーズの原型となったのは「マホンサルサ」と呼ばれるソース。卵とオリーブオイルで作られています。このソースが18世紀中期にフランスへ渡り、マヨネーズになったそうです。

そんなスペインだからか分かりませんが、スーパーに行くとさまざまなブランドのマヨネーズがずらりと並んでいます。カロリーオフのものや、アレルギーやベジタリアンのための豆乳を使用したマヨネーズもあります。

こんなにたくさんのマヨネーズが売られていますが、各家庭で手作りされることも少なくありません。材料は、卵、塩、酢かレモン汁、そしてオリーブオイルです。これらの材料をよく混ぜ合わせればできあがり。

マヨネーズを使った定番料理は、「エンサラディーヤ・ルサ」というサラダ。訳すとロシアのサラダです。茹でたじゃがいも、人参、グリーンピースなどの野菜を小さく切って、たくさんのマヨネーズで和えます。

他には、フライドポテトやホワイトアスパラガスに添えたり、サンドイッチに塗ったりすることもあります。パスタで作るパエリアの「フィデオア」には、にんにくの入ったアリオリソースが添えられます。このように、マヨネーズはスペインの食卓に、さまざまな料理と共に登場します。

マヨネーズがスペイン発祥というのは意外ですね。


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