ロンドンの北西に位置するバッキンガムシャー州は観光地としてはさほど有名ではありませんが、緑が豊かでポツポツと点在する街や村はどれも閑静で住宅地として人気のエリアです。

少しドライブをすると、綺麗に手入れされたお庭を備えた豪邸を幾つも見る事ができます。時には有名ロックスターの豪邸を見かけたりもします。そんなバッキンガムシャーには度肝を抜く豪邸があります。それがワデスドン・マナーです。






豪邸というよりお城ですが、それでもこのマナーハウスを建てたのは国王でも政治家でもない、イギリス人の大富豪ロード・ロスチャイルド個人なのです。ロスチャイルド家は銀行などの金融業で膨大な財を築いた一族です。

このマナーハウスは1874年から15年の歳月をかけて建てたイギリスでは珍しいフランスのネオルネッサンス様式の建物です。お庭も綺麗に剪定されており、季節の花々が植えられています。






室内もどこまでも豪華絢爛に作られており、底なしの財力を見せ付けられているようです。

ガイドブックでは日本語で「ワデスドン・マナー」と表記されていますが、実際に英語の発音では“ウォズドゥンマナー”か“ワォズドゥンマナー”と言った方が通じます。

■Waddesdon Manor　ワデスドン・マナー
http://www.waddesdon.org.uk/

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