ルイヴィトン財団美術館は、緑あふれるブローニュの森に位置する近現代美術館。船の形をイメージしたという個性的な外観が特徴です。

そんなルイヴィトン財団美術館で、現在開催中なのが「モネ-ミッチェル展」です。



クロード・モネは言わずと知れた印象派のフランス人画家。ジョン・ミッチェルは、モネが亡くなる前年に生まれたアメリカ人画家です。

そんな別々の時代を生きた二人の画家に焦点を当てた今回の特別展。展示はジョン・ミッチェルの回顧録から始まります。



抽象表現主義であるミッチェルの作品は、力強くさまざまな色で溢れています。大きなキャンバスを使用していることも抽象表現主義の特徴の一つで、その力強さを際立たせています。



モネの作品は、代表作である「睡蓮」が数多く展示されています。印象派のモネと抽象表現主義者のミッチェルの作品は大きく異なるものの、両者の作品にはなぜか共通しているものがあるように感じられます。

約60点に及ぶ作品が展示されており、見ごたえはたっぷり。特別展は2月27日まで開催しています。

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