国慶節4日目から起動する卸市場。国慶節1日目から3日目までは、お店の人の里帰りなどの理由からお店自体が休みになることがほとんどですが、4日目からは荷物の輸送などの関係で、お店が一斉に再起動しだします。

もちろん、お店の前には、大きな布袋に入った商品の山が山積みにされていて、そこから商品を引き出しながらの開店になる分けですが、最新のファッションのものが、国慶節価格で格安で手に入るということで、朝早く開店前から長蛇の列ができるお店が少なくありません。

店員は新しい商品出しとお客の接待でてんてこ舞い。お店を訪れる客は、気に入った商品をチェックし、購入するか、それとも11月に中国一斉で行われるセール時に、卸価格よりもっと安く手に入れるかを考慮しています。

コートなど、今まさに必要なものは、高価なものでもどんどん売れていっているので、中国の人の羽振りの良さにびっくりです。今年の流行りはパープル系。どの店もパープルを押しているのですが、店頭にパープルを飾ると、お店に押し寄せるお客に対応できなくなるほどなので、お客が尋ねたら倉庫から持ってくる状態にしているとか…。

おしゃれが好きな若者たちやおば様たちでにぎわう卸市場でした。

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