パナマ運河を見学するときには船ばかりに注目が行ってしまいますが、裏で支える日本の技術にも注目してほしいと思います。

 パナマ運河で活躍をしているのが日本製の牽引機です。
パナマ運河は、非常に狭く作られているため、船が通過するときには自力で通過することが許可されていません。
通過するときには船の両サイドにワイヤーを出して、それを電気機関車によって引っ張ってもらいながら通過します。
パナマ運河は、太平洋と大西洋の海面の差を埋めるために高低差が付けられており、巨大な船舶を引っ張るだけでなく、高低差も克服できるパワーのある電気機関車が必要です。

 この電気機関車を製造したのが日本の川崎重工業です。
日本製の技術によって船は安全にパナマ運河をこえることができます。
電気機関車による牽引は、ミラフローレンス閘門に行くと間近で見学することができます。
日本の技術が遠く地球の裏側で、世界の物流を支えることに貢献をしています。


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