戸籍というものがないアメリカにおいて、個人を識別するために登場したSSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)
基本的には社会保障制度を受給するために生まれた制度ですが、ID番号としても活用されています。
特に必要になってくるのが、デポジットが必要な場面です。

SSNを保有していないというのは、日本で言えば戸籍がないのと同じ扱いになります。
つまり信用情報がないということなので、クレジットカードなどを作るときの審査にも時間がかかります。
さらに、携帯電話や住宅、レンタカーなど、何かを借りるというときにはSSNを持っていないと多額のデポジットを請求されるようになります。

他にも銀行口座の開設、運転免許の取得など、アメリカで働いている日本人にとっては日本国のパスポート、アメリカの就労ビザ、そしてSSNのナンバーと重要な三種の神器と言っても過言ではありません。
スムーズに生活をスタートさせるためにも、赴任後できるだけ早くSSNのナンバーを取得できるようにするとよいです。


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