日本では、公園などに犬を連れて散歩している方が、その犬の糞を公園内に設置されてあるゴミ箱に捨てることを「マナー違反」といった声もよく聞かれます。

ここイギリスでは、「犬の糞専用のゴミ箱」があり、犬の散歩コースとなりやすい場所や、犬もOKな広い公園などにはあちこちに設置されています。

なお、動物愛護の先進国であるイギリスでは、犬の糞専用のゴミ箱が近くにない場合には、一般的なゴミ箱に捨てても良いとされています。

また、犬の糞に関しては、飼い主が後始末をしない場合には、違法として罰金の支払いが命じられるなど、日本よりもかなり厳しい規定があります。

たとえば、飼い犬の糞をそのままにしておいた場合、その現場で50~80ポンド(日本円で約7,500~12,000円)の罰金が科せられます。

さらに、罰金の支払いを拒否した場合には、裁判所に出向くよう命じられ、そのときには罰金が1,000ポンド(日本円で約150,000円)にまで上がっています。

犬の後始末が義務であり、怠れば違法な行為として罰せられるイギリスだからこそ、このように犬の糞専用のゴミ箱がたくさん設置されているのです!


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