新型コロナウイルスの影響による行動制限中には、世界中のミュージシャンがさまざまなメディアを通して、人々に音楽を届ける活動を行なっていました。その中でも、バルセロナの男性3人グループが大変話題となっています。

「Stay Homas(ステイ・ホーマス)」という音楽グループ。彼らはバルセロナに住むルームメイトで、行動制限が始まってから自分たちの住むアパートの屋上で、自分たちの作った歌をインスタグラムで配信し始めました。

グループ名は「stay home(家にいよう)」をもじったもの。そして彼らの歌は視聴者にインドア生活を推奨するような歌詞になっています。

ギター、トランペット、キーボード、パーカッションなどを用いて演奏される彼らの作品には、時にゲストミュージシャンがスマートフォンの画面越しにリモートで参加します。その中には有名なスペイン人ミュージシャンも何人もいました。さらに、グラミー賞を受賞したカナダ人ミュージシャンのマイケル・ブーブレがStay Homasの音楽をカバーしてYouTubeで配信するなど注目を集めています。

インスタグラムで人気が急上昇した彼らにさまざまな企業も注目し、彼らがインスタグラムで新しい曲を掲載するたびに、Stay Homasの動画にはスポンサーとなった企業の商品が顔を出すことも多くなっていきました。そしてついに、Stay Homasはソニーレコードと契約が成立し、ツアーの開催も決定しています。

行動制限中に視聴者に明るく楽しい音楽を配信してくれたstay homasの今後の活躍が楽しみです。

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