辛くなきゃ美味しくないとでもいうかのごとく、ほとんどの料理にはたっぷりの唐辛子が入っているタイ料理。
辛さ控えめねとお願いしても、日本人には大辛なことも多いのです。
そんな唐辛子が大好きなタイ人、大好き過ぎて(!?)フルーツにまで唐辛子をつけて食べるんです。

屋台でカットフルーツを買うと、小さな袋にピンクっぽい粉が入った袋がついてくることがあります。
それがクロンプンと呼ばれる唐辛子入り砂糖です。
ただし、どの果物でも、これをつけるわけではありません。
ソムオーと呼ばれるザボンのような柑橘系の果物や、まだ青い熟れてない硬めのマンゴーなど、酸っぱい果物につけるのです。

酸っぱくて、甘くて、辛い。
これって、タイ人のお好みの味らしいですね。
そういえば、タイのローカルレストランのテーブルには、たいてい粉末唐辛子と砂糖と、唐辛子入りのお酢が置かれています。
果物に、唐辛子と砂糖。日本人にはピンとこない組み合わせかもしれませんが、慣れるとこれがなかなかいけます。
エスニックなサラダのような感覚で、タイ人風に、フルーツにクロンプンをつけて食べてみてはいかがでしょうか?


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