日本に住んでいた時はあまり馴染みのなかったイースターというイベントですが、フランス語では「Pâque(パーク)」と呼ばれ、こちらでは大きなイベントの一つです。イースターの日曜日を挟んで金曜日から月曜日まで学校や多くの職場もお休みになり、イースター当日の日曜日は家族で集まってブランチを食べてのんびりと家族で過ごすという家庭が多いようです。

イースターは、「春分の日の後の最初の満月の後の日曜日」と決まっているので、毎年時期が変わるのですが今年は4月21日でした。

イースターはキリストの復活を祝う日なのでキリスト教の祝日です。ケベックはもともとカトリック教徒の多い場所なので、キリスト教のこのイベントが大きく祝われますが、今では教会に通う人も少なくなったと言われるわりには、クリスマスのようにイベントだけが家族行事として定着しているような感があります。

こちらではイースターに卵料理やメープルで煮込んだハムなどを食べる習慣がありますが、もう一つ重要なのが、チョコレートです。子供達には動物や卵などをかたどったチョコレートが送られるので、イースターが近づくと色々なお店で綺麗なチョコレートが売り出され、華やかになります。

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